西南アジアから、来たアフリカまで自生しているミスハギ科の植物で、最大の原産国はインドです。インドでは美と幸運の女神、ラクシュミーが好む植物として知られています。
木の高さは3~6メートルの低木。左記の尖った、長さ3cm、幅1.5cm位の楕円形の葉の形をしてます。花は白か薄い桃色で、ジャスミンに似た甘い香りの強い香りがし、薔薇と香料に用いられてきました。
インドだけではなく、中近東でも古くから用いられ、旧約聖書にも登場し、枝・葉・実ともに、薬や染料として身近に用いられてきた植物です。日本名の指甲花(しこうか)やツマクレナイキという名からもわかるように、今でも日常的な美容のほかに、結婚式やお祭りの装飾として、モロッコやインドなどでは、マニキュアやボディペイントにも用いられています。
また、ヨーロッパでも早くからポプュラーなヘアトリートメント剤・染毛剤として普及しています。
また、現在では、ヘナの殺菌効果を利用し、ヘナのエキスが様々な病気の治療薬の原料としても役立っています。
このように、ヘナは古くから世界のさまざまなな場所で美容や医療の分野で人と深く結びついた植物です。これからも、新しいさまざまな用途、そして、古きよき使い方が改めて、発見されていくことでしょう。
ヘナが髪のタンパク質と融合する際に、毛の表皮に薄い被膜を形成する働きによって髪を包み込み保護します。
ヘナは薬品ではないですが、ハーブの効能により、空気の汚染と頭の脂が酸化し毛穴に詰まってしまう汚れを取り除き殺菌するので、頭皮をより健康な状態に保てます。
ヘナの成分のひとつのローソンに赤色色素があり、毛髪の主成分であるケラチンに絡みつく性質によって髪に色が着きます。ソフトな印象へ変わります。
5種類: ブラウン・ライトブラウン・ダークブラウン・ナチュラル・グレー